下書きばかり載せている「下書回廊」

すぎな之助(旧:歌帖楓月)



1 シンデレラ2(axia込み)の下書回廊

※ 注意: 小説を作る前に書きなぐったメモです。自分用のメモなので、日本語が変です。実際の小説と少し違う箇所があります。よろしければ、ご覧になってください。
シンデレラ
それぞれの生い立ちをかいて理解を深めようなんて言ってみたりなんかしたりして

プリムラ:生まれたときに、ヒモだった父さんが、私だってちょっとはいけてんのよと思っている母さんに「この子はローズだ。私に似て美しい。おまえに似なくてよかった。」と暴言を吐いて以来、母さんに「プリムラ」と名付けられ妬まれている。が、母の感情を逆手に取り手玉に取り、幼少より陰謀に加担させて手駒にしている。
自分と生い立ちの似ているシンデレラに様々な思いを持っている。(同類だわ。落としてやる。同調。手中に収めたい。違う生き方をするか気になる。)父に死なれ(これは継母が毒殺)容貌美しく頭よく、母に妬まれまくっているシンデレラと、自分の境遇を重ね合わせている。

継母: 水商売の女の子供。顔に自信あり。14、5のころから酒場で客を取る。器量がよかったので、金持ちの後ろ盾をもらい、そこそこの生計が立てられるようになる。社交界にも顔が出せるようになる。が、あるとき、たちの悪いヒモ(プリムラの父)にひっかかり(20歳)、全財産をつぎ込み、金持ちからは捨てられうらぶれる。ヒモとの間に子供ができた(21)。ヒモはこのころから体調を崩して寝込みがち。生まれた子供(プリムラ)を溺愛する。継母はそこで暴言を受ける「おまえに似なくてよかった。美しいローズ。」継母、穀潰しのヒモにそんなこと言われて怒り狂う。その日を境に、継母は着飾って社交界に素性を偽って出席したり、酒場に出て男を次々に家に連れ込む。寝込むヒモの前で、若い男と嫌がらせ。やがて誰の子供だか特定できない赤ん坊を身ごもる。継母はその子に「ローズ」という名をつけて溺愛する。ヒモ、プリムラ8歳(母29、ローズ2歳)のときに死亡、ヒモはそのときプリムラに「毒真珠」を託す。用済みになった女を次々殺してきたもの。うむ、こわいな。
 継母は酒場で生計を立て続ける。男に媚び、春をひさぐ。ローズについては我がまま一杯に育て、プリムラは、ずっと母の男狂いの様子を見つめ続けて来た。
 あるとき継母は、またもやたちの悪いヒモにかがりつかれる(継母31。プリムラ10、ローズ4)。どうやって切ろう、と思案する継母の背後に、いつの間にかプリムラが真珠箱を持って立っている。継母は、プリムラから箱をひったくって、毒真珠を一粒奪い取り、ヒモに飲ませて死亡させる。そのことをネタに、以来プリムラから強請られる。
母32のとき、遊び仲間の男から縁談をうける。「カールラシェル教授という偉い人が、再婚相手を探している」
母は客の金持ちに取り入って、素性を偽って舞踏会に出席。教授に近づく。素封家の未亡人という触れ込みで、カールラシェル教授の元にいき、交際を始める。3カ月で結婚。
 2年後、カールラシェル教授死亡。(毒真珠。継母34プリムラ13ローズ7シンデレラ10)継母の天下が始まる。
 自分の過去がばれないうちに、夫を殺して財産ぶんどる計画成功。 現在の持ち財産、城とその財産。教授の退職金。原稿料。恩給。もっと財産はないのか?と思っている。
 自分の過去をばらされないこと、犯罪がばれないこと、憎たらしいプリムラをなんとかしたいこと、邪魔なシンデレラをなんとかしたいこと。ローズを残り二人よりも高い地位に昇らせたいが、無理だろうなあとどこかでわかっているだけに余計二人が憎々しい。憎らしいが、プリムラにはいいところに嫁いでいってもらって、生活の安定とローズの嫁ぎ先を捜して欲しいと思っている。シンデレラは論外。いびりぬくことに生きがいを感じている。
 そんな立場をプリムラ悪用。「富ませてやるから言うことききな。でないと殺人をばらす。ばらさない約束に毒真珠箱をあげるからシンデレラを渡せ。」
 自分の分身、ローズを飾り立て、ヒモの亡霊プリムラを憎みあるいは恐れ、シンデレラ(教授の無念 良心の呵責)をいびって自分に正当性を持たせる。

ローズ:生まれたときから、いわれなく溺愛されている。思いはなんでも叶い、自分が一番。プリムラに不安を感じ(自分の出生の陰を感じている)、シンデレラを見下げ(自分の能力その他に不安を感じている)いびる。

王子: 王宮にて自由に育った。幼少のころ、教授に連れて来られていたシンデレラと出会っている。サファイアのペンダントを渡した。「フロラの目に良く似た色だから。やるよ」
病を患った教授が最後に城に来たとき、こう言われる。「からくり時計を組み込んだこの城は、十年後にわたしのメンテがないと、あと十年、あなたが二十になったときに、崩れる。今、私の跡継ぎを育てています。いいですか、王子、この国のどこかにある、この城と同じ時計を見つけなさい。私の妻にも、あなたのご両親にも内緒です。誰にも知らせないでください。密かに捜すのです。十年後までに見つからなければ、皆に話なさい。そしてこの城から逃げなさい。ぎりぎりまで、秘密になさってください。そして、たとえ見つかっても、メンテは十年後です。公にするのは、最後の最後の手段です。(妻に知られたら、時計が自分の城にあることがばれる。そうなると、一人残されたシンデレラの身が危ないから。あと、シンデレラ修行中なので、上達しないうちにすぐに見つけだされては困る。)」十歳だった王子は、見たこともないほど追い詰められて苦悩している教授から、そう話される。王子は震える。
 十年後、結局時計は見つからない。捜そうにも、自分に縁談が雨あられのように押し寄せて来て自由がきかない。大弱り。と、幼いころよりお姉ちゃんの様な間柄の魔法使いが、心配する。他言はしない。協力するから何を悩んでるのか教えて欲しいと。王子は訳を話し、魔法使いに捜索を手伝ってもらう。
 自分は舞踏会出席の日々、捜してもらっているうちに、過去のことが思い起こされる。「そういえば、教授には娘がいた。今、どうしているだろう。たのしかったなああの遊びまくった日々。今現在、舞踏会に出て来ないところを見ると、母方か父方の遠くの実家にでも引き取られたか?」彼女の、青い青い瞳を思い出す。笑い合った日々。いっしょに木にも登ったし、んもう男の子の遊びに引き回した。幼少のころの微笑ましい思い出。

魔法使い(クリスティーナ):教授の妹。15歳くらいから王宮に魔法使い見習いとして仕える。やんちゃざかりの王子(7歳)とケンカ友達、姉と弟のよう。兄カールラシェル教授が、城にからくりを仕込みにくる。フローレンス(6歳)をつれて。フローレンスは王子と仲良くなる。城に組み込みの期間は3年。最初の2年は再婚前だった。シンデレラは家にいても独りぼっちあるいは乳母がいるが父が好きなので、城についてきていた。再婚後、継母ができるも父から離れない(フローレンスは継母の危険な香りを察知していた。)。
 魔法使い18のとき、病を患い(実は毒真珠。継母が仕込む。財産ぶんどりの目処がたったから)、最後に城を訪れるカールラシェル教授に頼まれる。「妻にお前の存在を知られないようにして、フローレンスを守ってやってくれ。フローレンスには、このからくりのメンテしかたを教えてやる。王子には、十年後にメンテをしなければ城が倒壊すると伝えている。これは事実だ。本当だったら、部下にメンテを教えて跡継ぎにするつもりだったが、妻の危険性を知った今、フローレンスの身が危ない。フローレンスの身を守るためにも、娘にメンテを教えて、王宮へ上がらせ、あの恐ろしい妻から引き離す。これしか、今の私にできる娘の救済策はない。私の娘の命を守ってほしい。そして、十年立ったら、王宮にくるように仕向けてくれ!」
 魔法使いはその言葉どおり、フローレンスを陰ながら見守る。
 十年後、悩みまくりの王子に話をもちかけ、カールラシェル教授の時計(実はフローレンスの家)を見つけたと告げる。

カールラシェル教授:からくり大好きのひょうひょうとした男だった。一番目の妻は美しく気立てのいい奥さん(同級生)。しかしフローレンスを生んだのち、はやり病で亡くなってしまう。フローレンスは母似!父は娘に二人分の愛情を注ぐ。王宮にからくりを設計して組み込むことになる。カールラシェル教授は、仕事場に娘を連れてくるが、娘フローレンスは、王妃と王子(母子)の様子をじーとうらやましそうに見てる。可哀想に思った教授は、フローレンスのために新しい奥さんを捜してあげようと決意する。そうして、継母が来る。彼女はかいがいしく妻を演じてみせたが、フローレンスは懐かない。不審に思った教授は、隠れて様子を見ると「!!」自分の留守に男を連れ込んでいる妻。教授の才能を利用しようとしている妻(企業に研究成果をリークしようとしている)そして、自分には致死姓の毒を盛られていたことに気づくがもう遅い。まっさきに心配したのはフローレンスのこと。急いで城に行き、からくりを改造。王子と魔法使いに言い置き。フローレンスにはメンテのしかたを教えて、「この城の時計を守りなさい。毎日メンテするんだ。一日欠かしたり、メンテが間違えていれば、城の基盤が一つ壊れるようにできている。腕を磨きなさい。あの継母の感情を刺激しないようにしなさい。彼女は恐ろしい人間だ。何かあったらお逃げ。王宮にいるクリスティーナという魔法使いの所に行きなさい。でも、耐えられるうちは耐えて、メンテの腕を磨いてくれ。そうすれば、必ず、王宮に行くときがくる。ここから出られる時が必ずくる。長くても十年。待ちなさい。すまない。おかしな母親を選んでしまった父さんを許してくれ。」 

シンデレラ:物心ついたときから父カールラシェル教授のかたわらにいる。母の話は、父の昔話で毎晩聞かされている。優しく美しく明るい母。「お父様はお母様が好き?」「ああ。とても好きだよ。そしてフローレンス。お前は大切で大好きな娘だし、それにね、とても母さんに似ている。だからお母さんに会いたいときは、鏡をみなさい。」父と一緒に寝ている。王宮の仕事場についていくようになり、王子と仲良くなり、鳩の紋章ペンダントもらう。王妃と王子の様子を見て、かあさんってあんなふうかしら、と思う。父、母のいないシンデレラを思いやって再婚。想像してたのと違う母。生々しい女の香り。初めは父の寝所には継母が。複雑な顔で朝、寝所から出て来る父。フローレンス悲しい。やがて、フローレンスの気持ち(お母さんなんかいらない、お父さんがいればいいのに)を知った父は、継母と寝るのをやめてフローレンスと一緒にねる。再び昔話と子守歌が聞けるようになる。フローレンス10歳のとき、父は切羽詰まった表情で語りかける。フローレンスはうなずき、メンテの仕方を教わる。そして父亡くなる。泣きながらメンテの練習。継母の豹変。城の最上階、時計の部屋は、父と心の邂逅をする場ともなっていた。メンテは父との絆。ここを抜け出したいと思うよりも、父の言い付けと、父の予言を信じること、これが、父が一緒にいてくれる感覚を味合わせてくれる。
 王子からもらったペンダントは、階段室のカギ(実は、父がぶんどってきた王宮の時計メンテ室の鍵)と一対になっている。




後日談3axia
魔女が男に惚れて身も心もボロボロになって真珠になるはなし。
チビ魔女が不幸な女の下に生まれるはなし。
橋の上での魔女たちのものがたり。
ローレライのはなし。
魔法使いは魔女を食う?うわさ。
王子が徹夜で取水口の設計チェックねむらせてくれ

チビ魔女発見医師落下
ローズの父発見。
::::::::::::::

一日で解決する話なので、さくさくと。
16時:王子たち技師の泣き言。
17:00〜17:30
クリスティーナが王と話をする。結局はプリムラが仕事をまかされる。
17:35
プリムラはクリスティーナから謎の石をあずかる。
17:50
プリムラが王子を送っていく。
17:55
クリスティーナが王立病院へ行く。
18:00
プリムラは王宮そばの河縁に立つ。
そこで石を磨き始める&小さな船にローズそっくりのおやじがいることにびっくりたまげたもんざえもん。
18:10
クリスティーナと医師が食事に出かける。
18:20〜
クリスティーナが橋のところでチビ魔女発見。そして医師が河にどーんと落ちる。寸前でクリスティーナがいじわるな助け方をする。

19
20
21
22
23時:クリスティーナが王子宅に出向いて解決したよと伝える。
24時:




船の事故多発。
取水口の設計が悪いのかっていうことで関わったファウナ王子連日徹夜。
「おかしいところ、ないんだけどなあ……」
実は、魔女が埋まってた。魔法で船引き寄せてたんです。物乞いのために。
とりあえず全部引き寄せてそれから取捨選択。金とか食べ物を運ぶ船は要注意。

魔法使いは魔女を食う……って、人間の噂
クリスティーナ「嘘でもないのよね」
プリムラ「(げっと思っている)」
まんざら本当です。食うんじゃなくって。ちゅーですが。魔女に引導を渡す(というか、天国においきなさい行為)時にチユーして『安らかに』との言葉+。魔法使いのこの行為により、不幸な死に方しかしない魔女は癒されるっていうか。
10年前、真珠毒にやられた王をクリスティーナ助けてる。歪んだ魔女のしわざ。その時引導も渡しましたがそのシーンを見てしまった王がギャーって感じ(こう、口をがーって開けてあんた吸血鬼さんかい?みたいながっぷり)。以後、王はクリスティーナを怖がりマックス。
どうでもいいですが、王は自分の病を治してくれたのは「エリザベス」なる天女だと思いこんでいる。ちなみにそのエリザベスの名前は、クリスティーナがふざけて名乗った。というか、女神説ごりおし。
「……ありがとう。そなたの名は?」
「エリザベス、と、申します(外面では慈愛の塊の微笑み、内心ニヤリ嗤い)」


薄皮一枚残して真珠になった魔女

橋の上
眼下を流れる大河には右岸に王宮の取水口。
橋の全長100m
魔女とチビ魔女は橋の上で出会う。
魔女は想う男を待つ。
チビ魔女は母のためにひょうのうに入れる氷作りにきてる。
魔女は女から生まれる。男必要ない。(ちなみに、魔女の生む子は男のみ。魔人ですな)
チビ魔女の母は不幸な生い立ち。みなしご。教育も受けないで必至に何とか生きてきた。心優しい。生保の知識なし。突然膨れた腹。(チビ魔女と病気のため)三ヶ月で生まれる魔女。激痛(これは病気)。足の間に可愛らしい赤子。「あたしにとっては、授かり物。独りぼっちだった私へ、神様が下さった贈り物」大事に育てる。チビ魔女すくすく育って現在2歳だけんども。外見6つくらい。魔女だから頭良い。
寝込みがちな母のために氷つくりにいそしむ。水道が家に無い。

橋の真ん中より左がわにある見晴らしのために歩道がでっぱったところの手すりの上に立って川の水から氷作って氷嚢にイン。でもチビ魔女なのですぐ溶ける。毎日なんども橋の上にくる。ぼろを頭からかぶって(顔はさらさないでと母とのお約束。すなおに守る。皆気にしてない。うまく隠せてるのか……無意識の隠し魔法か?)
橋の真ん中より右側にある見晴らしの出っ張りで、魔女が男と逢瀬っていうか、金渡してるんですけど……。生まれて初めて親切にしてくれた人間が彼なので、つくしてる。ほんとは利用されてるんですが。
魔女はチビ魔女のことに気付いてる「……誰かの看病?」「……(きょとん) うん。かあさん」「母さん、好き?」「(こくり)」小さな同胞に、男にやるはずのお金を少し分けたる。「これ母さんにあげて。あなたの『仲間』が『仲間に優しくしてくれてありがとう』って言ってたって言えば、きっと、わかるわ」「(お金の概念がないからよくわからんが、何かもらったのでとりあえず)ありがと」
魔女はチビに渡した残額を男にやる。「今日はこれだけしかなくって……」
チビ魔女、母に金渡すと、母涙。「……優しい、人ね……」お礼に刺繍したハンカチ渡す桜草。春告げる一番花。ハナコトバは『あなたの幸せを祈ります』
その後、やっぱり時々会うときは、魔女がチビの氷作りを手伝ってやったり。仲良くなる。
ある日男に会う魔女。橋の上。「そろそろ、潮時だ」「?」「俺は人間。魔女と関わりすぎると、ろくなことがない」男の背後から始末人登場。「!」魔女絶望「そんなわたしは、ただ、」「さよなら」「わたしはただ、」橋から身を躍らせる。男「……なんだ。拍子抜けだな」
魔女が落ちるとこを、チビ魔女見てた。あいさつしに行こうと男と会ってたので待ってたけど、落ちちゃった。
落ちる途中、魔女はチビの気配に気付く。ハンカチ。『あなたの幸せを祈ります』人間的な交流は、チビ魔女と母とのそれしかなかった。
「あなたの幸せを祈ります」
川に落ちた魔女。薄皮一枚残して、中は真珠化。でも死なない。
通りかかる船を魔力で引き寄せ。『物乞い』(っていうか、された人間には恐怖としか)
船乗組員は舵が聞かなくなったことに動揺してるので、「何か頂戴……」とか言われても答えるゆとりもなく。金食料、あればだまって拝借。
以後。チビ魔女が橋に行って氷作ると氷嚢の中に金やら食べ物混入。
あるとき、物乞い行為を漁師にはたらく。
「何か頂戴」
「(これ実はローズの実父。ローレライの美しさにびっくりだけど怖がらない)なんもねえだよ。生魚しかねえが? いるか?」
「(生魚はどうしようもない)……ないの? お金も?」
「うん。この魚を王様に売らねえと、なんもねえ。」
「(かわいそうになる)(同じ顔した子供たちが2人いるのに気付く)子供さん?」
「そうだ。自慢の子供だべ。まんだ家に3人いて、色々手伝ってくれるっぺえ。おめえら、ほれ、挨拶すっぺ?」
「こんにちは!(はきはきあいさつする子供。こわがんない)」
「……こんにちは。……そう、ごめんなさいね。商売の途中だったのね」
「いいっぺ。姉さんはどっかいくあてあるなら、のせてくぞ?」
「ううん。いいのよ。お気をつけて。幸せに」(消える)

その後この漁師は無事に王宮へ魚届けたので事情聴取(唯一の被害なし者として)された際。プリムラに遭う。
プリムラどっきり。ローズそっくりデスよ? 「20年位前、場末の酒場で、女を抱かなかった?」
話をすると、漁師はたしかに父の模様。「きっれいな女だったべや。良い思いさせてもらっただ(有り金全部取られたらしいけど。それが当然と思ってる純というか風俗に慣れてない、いいおやっさんだっぺ)はあ、あの時、子ができてたんだなや。
ローズの写真を見せる。そっくりだあ。「たしかに俺の子だあ」
子供たち寄ってくる「姉ちゃんがいたの?」「うわーほんとだ、姉ちゃんだ」すげえそっっくり。
あの母はローズを下ろそう下ろそうとしてたが、父は子煩悩。父に望まれた子だったわけで。
ローズの生い立ちやらが死んだこと聞かされて漁師しんみり「かわいそうになあ。そんななら、ひきとってやっただに。暮らしはこうだが……大事にしてやっただに」
「子どもは神様からの授かりものだあ。大事に大事に、そだててやるっぺよお」
プリムラ頼む「弔ってやって、くれないかしら?」
ローズの骨渡す。
というか、ローズは父母いたわけで、本当に孤児なのはプリムラですよ。女の胎内借りて生まれちゃうわけで。

あるとき、いつものように手すりの上にて氷つくりにいそしむチビ魔女を、兄王子医師が発見
「危ないよ!」「(なんかしらんが知らない人から叫ばれたので、やばい逃げなきゃと思い瞬間移動。手すりの上から消失。)」「!!!(チビが落ちたと誤解した医師)思わず橋から身を乗り出しすぎてこっちはホントに落ちる。」
医師。川面に頭髪が半分使った状態まで落ちてから、クリスティーナが救出「そんなに思いつめるほど私への愛が募ってたの?」「もっとマシな助け方しろ!」「(無言で手離し医師ダッパン)」「ぎゃーーー!!!」
チビ魔女見つけた医師+クリスティーナ。最初は怖がって警戒してたチビも、医師だということと、クリスティーナが「仲間」だとわかって警戒を解く。
「ほうら仲間よ?」手の上で氷生成溶けにくそう「いる?」「(はー良い氷だぁ。すっかり氷目利き)チビこっくり」
氷嚢あけると中に金とか食べ物とか。「なにこれ?」「くれるの」「誰が?」「……なかま」川面を指差す。ちょうど、事故多発地点。「あそこに……いるの」
ピンとくるクリスティーナ。
医師クリは、チビの家についていく。クリはチビの名前を聞くが、ここでは出さない。ただクリの反応だけ「んまあ。どこかのガキにそっくりな名前」
女の子連れだと魔女とはみなされず、超美しい母子+旦那としか。子連れ夫婦みたいで嬉しい医師。
母子、んもう物置みたいなとこで生活。医師診察どうやら子宮筋腫かも。「病院に行った方が」「お金が無いんです」「この状態ならば、明らかに生保可能ですよ?」「生保って? それに、この子、魔女なんです……」クリ「魔法使いになるように、王宮に出しなさい」
「あんたはゆがんでない。よかったわね。良いお母さんのところに生まれたね。……母さんのこと、好き?」「チビ(こっくり)」「クリ(にっこり)ようし。大丈夫。これなら良い魔法使いになれる」
母子問題解決。
あとは川のローレライ。
問題の地点に潜ると。いた。
薄皮一枚残して、後は真珠になった魔女が。
それでもまだ生きてる魔女に、クリスティーナ引導。チユー。「もう苦しみは終わり。お休みなさい。安らかに」魔女蒸発。
それを見るプリムラ(これが食う言われるゆえんか。でもいいなあと思ったり)」
「何見てるのよ? ニヤリ あんたも引導渡されたいの?」
「そうやって、何人、始末してきたの?」
「いちいち数えてられないわよ」
 プリムラを見てクリスティーナにやり。プリムラが磨いていた石ひったくる。「研ぎ方が甘いわねえ? 意外に過保護かしら?」グワっと大胆にそして美麗にカットする。守り石でけあがり。「あんたみたいなひよっこには、無理ねえ?」引導は。

「おめでとうー!」
が、初めて王子宅を正式訪問したおばちゃんクリスティーナの台詞。
赤ちゃんがフロラのおなかの中にいること。出産予定日などを夫婦に教えてあげる。
王子に「『第一子ができるまで』は控えておりましたの。ニヤリ。これからは『たびたび』お邪魔させていただきますわ?」
引きつる王子。

フロラの家にいって、赤ちゃんの守り石になるプリメーラインディアーノ渡してプリムラはローズの父に会った話をする。フロラ泣いて喜んでくれる。

生まれるとこも書くか。とりあげはクリスティーナ助産士さん。
名前はアクシア(たいせつなもの)
プリムラ保育士さん化

チビ魔女クリスティーナ兄医師で、王宮の擬似親子もできる。

もしかしたらフロラの娘とチビ魔女物語。も、でけるかもな。
チビ魔女の名前は。プリシラ。これ「砂漠の女王」なんだってさ。氷結魔法得意。良いお姉ちゃんと妹って感じです。歪まない魔女(希少です)はかわいい。




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