下書きばかり載せている「下書回廊」

歌帖楓月



6 「万の物語1−2」の下書回廊

※注意※
設定として書きなぐったものです。文章の乱れ、順不同、実際の物語に生かされない部分も多々あります。
広く大きな遊び心で、ご覧になれる方、よろしければどうぞ。


1 「あくまで本の話」
誘拐事件解決直後。公安庁舎懲罰執行部にて、本の片付け。チビセイシェル片付け嫌がりぶうぶう。「小さいのが嫌なら機動部長になればいいじゃないですか」「なんでだよ。そんなのになったら、俺たくさん本運ばなきゃならないじゃないか。小さいとお前に頼れて便利便利。チビっていいよなあ」「だったら文句言わないでください」会話の端はしに、二人とも無意識にこれからのウヅキと卯月の関係を想像させるやりとりをいれる。あくまで無意識でなければならない。ウヅキの丁寧さが会話の端々に。「やっぱりちゃんとしたところに保管しないと、傷つきますよ」「本をそのへんに放りっぱなしなんていけないです」片付いて晴れ晴れウヅキに、セイシェル「ほんとに本好きだなお前」
昼食がホットケイキなウヅキ。


2 数日後。ウヅキの作るご飯はうまい。ホットケイキぷらすメイプルシロップで卯月が丸まってきた(いい意味で)。
「ここんところ、そればっかだな。どうしたのお前」「ほんとは朝食なんです。焼き方研究してるんです。どうにもうまくいかなくて」山盛り作っちゃうので、昼食もホットケイキな地獄?メイプルシロップ好きだから無問題。「食べますか?」「いる。うまいうまい。俺、お前んちの子になっていい?」無視。「どうも、写真みたいに厚くふんわりきれいにできないんですよね。やっぱり、あれって合成したり加工したりしてるんでしょうか」「ヒッ! お前!!! 写真合成加工、三点そろえていうの禁止ッ!」(セイシェルのトラウマ)
「あ、そうだ。卯月がちょっと太ってきた(と一応否定的表現してるが、内心での表現は出るとこ出てきたな)なあ。アイツも食べてんのそれ」「はい」「そっか。やっぱ甘いもんってのは太る(内的表現は別)んだなあ」
公安庁舎にて部長Sが変だ。(くっつけ作戦開始☆)生活安全部長は「追い込み漁で夜の風紀を守っちゃうV」的なことを言って僕たちに絶賛。「女子の敵一掃作戦V」 

3 ミマんちにて。ミマがボーイッシュになているぞう。髪切ってる。サヨは部屋から出てこない。
家に帰ったらセイシェル生活安全部長来てる。卯月を見て「あっらーん卯月ちゃん。おっぱい大きくナッテきたんじゃなあい?」「お!わかるか!?さすが姐さんだな!」「アハーンわかるわあ!」「そ・う・だ! もっとおっぱいがおっきくなる秘訣、アタシが一つ教えてあ・げ・る!」「うおお何だよ!?」「それはね。夜はブラ着けて寝ないコト。おっぱいっていうのはぁ、夜の間に成長す・る・の」「ほんとか!?」「あはん、ホントよぉ。おっぱいが大きいアタシが言うんだから、ホ・ン・ト!」


4 夕食時にミマんち報告。
夜の恐怖初日です。扉バーン。最初はチビセイシェルの姿。卯月バカにする。「なんだチビ。何しにきた?」「フハハハハ、覚えてるか卯月ィ。約束どおりふくしゅうしにきたぜい」「チビの言うことなんか一々おぼえてられっかチビ」「ムッカー。返答しだいでは許してあげよっかなーと今まで思ってたのに、それきいて決断した。」変化機動部長に。脅かし大作戦実行へ。「そおらお望みどおり出てきてやったゼ?! ブワアアアアア!」こわいよう。卯月をウヅキ部屋に追い込み漁。「アハッハハハ。また明日の夜も来るからな!覚悟しろー」と予告。卯月ウヅキと一緒に寝る。「お前、羞恥心とかないのか?」今までの生き方聞いちゃう。昼の子だった。夜は寝てる。オヤジ嫌い。こいつ賢いんだ。だから食い物にされずにここまで生きてこられた。「ウヅキは大丈夫だからこうしてるんだよ」だってさ。まあ当たってるな。なんとも思わないしい。
……しかし生臭かった。

5 朝。ウヅキの作るご飯はうまい。今日もいっそに寝てくれよな。生臭いなんとかしろ。ホットケイキの件。
6 公安庁舎にて部長の「もう来ないぜ」ウソ。あれちょっとオンナノコになってるねええ。
7 ミマんちにて入浴指導。おやつに厚いふかふかホットケイキ出てきて卯月仰天。マサヤに熱いホットケイキ作り習う。卯月が漢らしいヤケド量産。じゅう。マサヤ泣き出す。おみやげにミマが着なくなったおなのこ服だ(ミマはジーンズ好きになっちゃったよう)

8 どうだこん畜生、ヒリヒリするくらい洗ったぜ!(おなのこ石鹸で)ウヅキ臭い嗅ぐよし臭くない。ホットケイキ作ったぜお前その手どうしたその手!? 部長もう来ないってていうウソ。夜中襲来に卯月ぎゃあああ! 押し倒し姿勢ってコレどういうこと!? 今夜もいっそに寝ないといけなくなった。
けど、今夜の卯月はいい匂いでホトケキで、男の子ウヅキとしてはこうミンミンゼミが。はい正直に「やりたい」

9 ウヅキもう一緒に寝ない発言(理由。ドキドキして眠れないから)卯月「ええー迷惑かよお。迷惑なのわかってるけどよお」
 公安庁舎にてまたも「もう来ないぜ」発言。ウヅキ、文書束で懲罰執行部長をバシンと殴る。「おま、上司殴ったな上司!?」
公安庁舎にて、チビセイシェルが、1で本好きウヅキが言ったことをおなのこに変えて言う。そのまんま「やっぱり女子はちゃんとしたところで暮らさせてやらないと傷物になっちゃうからな」「女子をそのへんに放りっぱなしなんていけないぜ」「僕は別に、」「ふうん、じゃあ」生活安全部長に化け「じゃあ、アタシが」機動部長「俺が、」懲罰執行部長「俺が好きにしていいんだな?」
ウヅキ「?」 セイシェル生活安全部長「アタシね、オトモダチが欲しかったの。新殻衛兵でオンナってアタシだけでしょ。卯月ちゃんのこと、気に入っちゃった」ウヅキ「駄目です」 セイシェル「エエ? 『僕は別に、』なんでしょ?」

10 ミマの家。浮かない卯月。ミマ「どしたの?」卯月が正直に話す。でもミマにはまだよくわかんない。そんなところにマサヤにくっついたサヨが話す。「それは、だいじにされてるって、ことだよ?」でも卯月にはよくわかんない。

11 夜。しぶしぶ独りで寝る卯月。あんのじょうセイシェル部長襲来。ウヅキの部屋にいけないので外に逃げちゃう。。薄着おなのこパジャマは危険マックス。。セイシェルはにやりと笑って適当に追いかける。街へと追い込み漁。セイシェルの狙いどおりにスケベオヤジたちにからまれる卯月ちゃん。セイシェル生活安全部長になって華麗に蹴散らすわあ。ほっとした卯月は生活安全部長に抱きつく。「んもう。卯月ちゃんはおバカちゃんねん。夜はそんな格好でお外に出ちゃダメだめん(注:追い出したのこいつ)」でっかいおっぱいにうもれて泣いてるところにウヅキ登場。「部長……ありがとうございます」「うふん。どういたしましてん」で、セイシェルニヤリ。機動部長に豹変して卯月脅す。「キッヤアアアアア!?」卯月泣き出す。ウヅキもびっくり。部長がなんでこんなことするのかわかんないから。とにかくセイシェルから卯月奪還。わんわん泣く卯月抱えてセイシェル見るウヅキ。「部長、……どうして」生活安全部長になったセイシェル「ウヅキ。あんたこの子を守るって言ったよね?」「……はい」「でも。少なくとも今は、アタシが居なかったら、あのスケベオヤジ達にヤられてたかもしれないよね」(それはあんたがビビらせて家から出しちゃったからだとは言いたくても言わない上を立てる困った気性)「……はい」「こんなのなら、アタシがこの子を連れて行っても文句ないよね」「…………(ショック。)」セイシェル「よおく考えて」
セイシェル居なくなる。
ウヅキ、卯月と家に戻る。まだわんわん泣いてる卯月。謝るウヅキ。泣き止まない。どうしよう。いい匂いするし、おなのこだし、ウヅキ胸がぎゅうっとなる。つい抱きしめてしまう。
「こわかったよおお、」もっと泣き出す卯月(ほっとしたから)。ウヅキきゅうんとなる。
「悪かった。泣くな卯月、」えぐえぐ泣き続ける卯月。「泣くな」
えぐえぐ。「卯月、」「……卯月、」つい、辛抱たまらなくなってちゅうしてしまう。卯月びっくり。息のしかたわかんないのでウヅキの背中どかどか叩きますがウヅキ止めません。鼻で息をすればいいんだとわかった卯月はちょっとおとなしくなります。


12 で、数ヶ月後。
 すっかり「おいしそうなおなのこ」になった卯月に見送られて出勤するウヅキ。
 公安庁舎にてセイシェルから「よお新婚」「違います」「嘘付け気まずい顔しくさって」
「おめえ見る目あるよなあ。卯月すっかりバケたもんなあ。外見とか」








サヨがほんの少しだけ快復するところも書けたら。
部屋引きこもりから、マサヤにべったり、そして卯月に話しかけられるくらいまで。


卯月。ガサツ野良猫→いたずら子猫。。

ウヅキ。げんなり→ドキドキ

セイシェルは変わらず。ウヅキと卯月のくっつけ役に。
生活安全部長→オンナノコのなんたるか
機動部長→卯月おどして世間の怖さを教え。ウヅキと物理的にくっつける。
懲罰執行部長→ウヅキに本心気づかせ役


ミマも変わらず。



今更なんだといわれるかもしれませんが、いたずらに青年(ウヅキ)を煽るのはどうかと。
って、何言ってんだよ、それが目的だろうに。しっかりしとくれよ。

ホットケーキの作り方。。(ホットケーキミックス)+メイプルシロップだ!
ウヅキが作ったのぺったんだった。「厚いのが食べたいんだけどな。絵みたいにはいかないな」「ふうん」で、ミマんち行ったらそれ食べてんの。厚いふかふかホトケーキ。うおおどうやってつくんだこれ!?と聞いたら、マサヤ「えへへ。簡単だよぉ? あのね、ここに書いてあるとおりに作るだけだよぉ」「……書いてあるとおり? 教えてくれねえか?」「いいよお」で、ヤケドまみれになって作り方おぼへました。


少女大量誘拐事件の一週間後からにしましょう。


物語は夜から始まって朝チュンに終わる。
で、いきましょうか。

夜間 ウヅキ宅
午前 公安庁舎
午後 ミマ宅(風呂の入り方から料理のつくりかたまで 卯月をおなのこにする過程)


「頭の後ろでくくるより、こっちの方が可愛いよ、卯月」
「そうか?(嬉しそう)」
「うん。あ、そうだ、私のお古だけど、リボンもつけたげる」
「うはwwww(装飾品つけたことないんで超嬉しそう」
 帰ってきたウヅキに報告。
ていうか、ウヅキはドア開けた瞬間に卯月の髪型みてハート射抜かれてたりします(実はツインテイル好き)

 ミマにツインテイルを結ってもらってご満悦卯月。
「頭さわらせろよー」
「……? いいけど」
「こっちきて座れ。届けねえじゃないか」
 前髪さわさわ。
「何してるんだ?」
卯月に髪の毛いじられてくすぐったいうウヅキ。
「お前さあ、前髪あげんのよか、さげたほうがいいぜ?」
「……。どうして?」
「じじむさくない」
「……………………」
髪の毛さわさわ。
くすぐたい。
「あんまり触るなよ、卯月」
「おお? すまん」


料理習い中に、潔くザックザク切り傷こさえる漢らしい卯月。
家に帰ってきたウヅキにびびられる。
「お前……、その手は……!?」
ボロボロ。
「おお。料理習ってて切った」
「そ、そんな、……物には限度というものがあるだろ」
「仕方ねえじゃねえか。まだ慣れねえんだからよ」
卯月けろっとしすぎ。
ウヅキ気が気じゃない。
「卯月、明日は料理習うのよしたほうがいいぞ」
「お前、ミマの兄ちゃんと同じこと言うのな? 兄ちゃん泣きながら『もうやめようよ。やめようよー』って俺にお願いしてくるの。わけわかんね。そんで泣きながら手当てしてくれた」
「……」
「まあ見てろよ。そのうちお前くらいうまいメシ作るから」
「ああ。……くれぐれも、手指を失わない程度にな」




ウヅキ宅 事件後なのでそれぞれにゴウゴウ寝ます。
午前 意味深な部長「いよいよ今夜から……始まるぜ*」
午後 「よかったね、住む家できて」


ウヅキ宅 ……メシの作り方しらない卯月ちゃんて一体。。
「お前食事作れないって致命的だぞ」「そうか?」「外食は金がかかる」「ほええ」
。そんで深夜に機動部長満を持して登場たい。「扉バーン」「ギャー!」急避難的に、ウヅキ寝床に。。しかたねえ。汚れたネコみたいなんでまったく意識しない。背中向けてたらOK。
翌午前中、機動部長、「もうこないぜ」
卯月、ミマ宅にて料理習い始める。「ウヅキが作ったメシ、うめえの」「へえよかったね」「そんでな、料理作れるようにならないとなんとかって、」「……なんとか?」「外食は金がかかるって。なあなあ、料理ってどうやんの?」「料理? いいよ。兄さんに聞いて?」「兄かよ!」「兄だよ?」兄のそばには必ずサヨがいます。


ウヅキ宅 卯月からの料理習い始めた報告。ウヅキ「へえ……(意外に勤勉でおどろいた」)」「おう。お前みたいにうまいの作るからな。いつか」「うん。頑張れよ」
で、夜、「天井からドーン」「ぎゃあああ!?」で、また一緒に寝るハメに。でもなんともない。
翌朝午前中、機動部長「もう来ないぜ」










どうも、ミマ家との交流が主軸になるかもしれない気配。

卯月をふつうのおんなのこにする話、ってベタなんじゃないかの。
卯月はけっこうそのまんまで、ウヅキが観念しちゃう話のほうが、面白いかも。

卯月がみなしごで生き残れたりゆう。
オヤジ嫌い。
女の子を感じさせない。
夜は外にでない。
酒麻薬に手をださない。
昼の世界に生きとく。夜は公的機関で(学校、区役所、図書館)で寝る。

一緒に寝たがる卯月にウヅキが「お前、そんな自分を大事にしないやりかたでよく今まで生きてこられたな?」「何言ってんだよ馬鹿。こんなんなったのこれが初めてだよ馬鹿。こんなことするか馬鹿」「語尾にいちいち馬鹿をつけるな」「だったらお前の上司なんとかしろ馬鹿ウヅキ」「なんとかって」「夜脅しに来なくさせろよ」
で、朝。「もうこないでください」とういうウヅキにセイシェル機動部長「だからいつも『もうこないから』って言ってるぜい」「……」


真面目青年の葛藤。自分の好みは「清楚大和撫子」との健全交際なのに、どうして「粗野野良猫」を飼育するはめに?
野良少女の家畜化。

時系列では、万3直後から、12ヶ月でいきましょう。
ところで私よ。
卯月とウヅキの外見設定はどこかしら?
作らないと不安かしら。

公安の制服は黒服。
機動部は詰襟っぽい。
生活安全部と懲罰執行部はスーツ。


卯月:
おんなのこ。身長146センチ。
あんまり栄養状態よくないから成長できなかった。
細い。胸無い。エサを与えると少しは成長するかもしれません。
髪も目も茶色。目は、少しつり目で、大きめ。にっこり笑いではなく「ニヤリ」が基本。
万1の時点での髪の長さは、肩まで届かないバッサバサでツヤナシ。
万3(1から1年後)の時点では、髪の長さは肩下10センチ。結えるよね。ツインテイル、いけるよね。
声は高いです。よおく通ります。
万3の時点で年は16歳です。乙女だよ!(落ちついて)
性格は、じゃじゃうま。手癖わるい。暗くはない。ずるがしこい。でも素朴で単純なところもある。
唯一の弱点が「セイシェル機動部長」  


ウヅキ:
おとこ。ハイ終わり(おいおいおいおい
もとい。
身長175センチ(ところで機動部は最低でも185センチってことで)
髪の色も目の色も鋼色(黒灰色)。短髪。
太い眉。がっしりした肩。わりとガタイはいいですけど、機動部の面々ほどじゃない(あれはゴリマッチョ)
堅く真面目で誠実なひととなり
一応上司は立てている。
万3の時点で年齢20歳。
外見的には、とても20歳には見えないといわれるほど落ち着いている。


セイシェル:
懲罰執行部長だと、7歳の男の子。黒くて曲がった髪、黒目おめめくるくる。虐待されてる不死身。口が悪い。チビで生意気。
機動部長だと、おっさんゴツイ岩男。黒髪黒目のひげゴウゴウ。恐怖大王ガハハハハ。
生活安部長だと、お色気バンバン姐さん。アハン、アタシについてきて。金髪ゆるウェーブ青い目



北の都の食生活は日本と思いねえ。白米魚中心文化。味噌汁ばんざい。
仕事帰りに市場で新鮮な魚ゲット。
卯月はウヅキんちで暮らして魚大好きになる。
とくに焼き魚最高。
建物は装飾的ではないす。四角ビル。

仕事に出かける時は、自室の鍵掛けるさすがのウヅキ。
いないときに卯月がミマを家に案内する。ミマと女友達は掃除洗濯の指南。料理はミマ兄のマサヤに教わってみる。教わった帰りは手ぇ傷だらけの青春。



すばらしく簡単なあらすじ。
ウヅキは卯月を飼いまいた。
卯月が一人で寝ていると、セイシェル大王がやってきてビビらせるます。それは、卯月が以前に小さかったセイシェルをからかって恨みを買っているからです。また、セイシェルは卯月とウヅキを恋人同士にしたがっているからです。
セイシェルのおかげで、卯月はウヅキと一緒に寝ることにしました。
でも卯月はウヅキから寄るなと嫌われます。なぜなら、生臭いからです。どうしてかというと、卯月はお風呂に入っても体や頭を適当にしかあらわないから、汚れがたまっているのです。今まで寄る辺なく暮らしてきたので、身支度を教えてくれる人がいなかったのです。
ウヅキは、卯月をしつけることにしました。
ウヅキは卯月にいいにおいの石鹸と、おいしいごはんを与えました。
卯月はいい匂いのする女の子になりました。体もやわやわになりました。
だからウヅキは寝るときドキドキになりました。でも、今更、元には戻せません。捨てるわけにもいきません。
ウヅキは、色々かっとうしますが、かはんし、ゴフゲフ、自分と向き合い、卯月を好きだと認めます。
卯月はウヅキのことが好きかどうかはわかりませんが、ギュってされると気持ちよくって安心できるということで、好きを体得済みでご意見無用のようです。
二人は仲良くなりましたとさ。めでたいめでたし。





ウヅキ以外の人間たちは、セイシェル三形態を、なぜか別人として扱う。
ウヅキだけ「中身が同じだから同一人物」扱い。
卯月は三態に対してそれぞれの態度を取る。
だから、生活安全部長形態の時によろこんで「おっぱいもみ」提案にのったりする。不思議ねえ


三日間は別々の部屋で寝るが、どの夜もセイシェル機動部長が出てきマッスル怖がらせマックス。
でも、わざと部屋の扉は開け放って逃げられるようにしてある(ウヅキの部屋への追い込み漁という、部長のニクイ心遣いですようぜえ)
1「扉バーン」
 1日目、いきなり部屋の扉バーンと開けて侵入。
 翌朝必ず「もう来ないぜ!」という部長の超ウソ。
 ウヅキと同じベッドに。
 卯月が一人でガタガタ震えてるので、かわいそうに思ってウヅキが「卯月、こっち来い」と言って引き寄せてみる。「……。おま、良い奴だなあ」卯月なんか感動してる。「いや別に(みかねただけ)」卯月地獄に仏といった感じでウヅキにしがみつき「あああ、よかったぁ。怖かったぁ」
2「天井からドーン」
 2日目天井からどーんと降ってくる。腕を胸の真ん中でクロスさせてるわけわかんなさ。
 翌朝必ず「もう来ないゼ!」という部長の超絶偽装。
3「下から手がにゅうう」
 3日目(いないと思ったらベッドの下から手がにゅううう)
 翌朝「もうこな」で問答無用でウヅキから文書束でぶたれる部長の自業自得。
4「卯月狙い」
 4日目卯月がウヅキの部屋で寝ることになるが、別々。セイシェル部長が侵入して卯月だけ脅す。
明けて卯月弱りきってお願い「くっついて寝させろよ! お前の上司怖すぎなんだよ!」しがみついて寝る。ウヅキ大迷惑。こんなでも一応女の子なので、ドキドキしてしまう自分の性別が恨めしい。
でも、生 臭 い ですよこいつ! なんかすごく生臭い。なんか腐っている。
「ちゃんと風呂入れ!」
「はあ? 入ってるぞ?」
「ウソ付け! 卯月は生臭い!」
「おお。そりゃ、おととい食った焼き魚の食べこぼしが髪に付いてんだよ」
「……」
「どした?」
「卯月。お前、『入ってるぞ』って言ったのは、やっぱりウソか」
「うそじゃないぞ」
「……。入っているとして、だ。それで、お前、体は洗ってるのか?」
「ぱぱっと!」
「髪、洗ってるか?」
「は? んなもん一週間に一回だよ。何言ってんだ? お前アホだな?」
「毎日洗え! 体も髪もだ!」
「なんで!?」
「なんでって、当たり前だ!」
「おちつけよウヅキ。お前はおかしいよ。そんなに洗ったら、体が無くなっちまうぞ。知らないのか? 常識だぞ」
「無くなるかッ! おかしいのはお前だ。とにかく、体と髪、毎日洗わないと一緒には寝ない。それは断言する」
「ええ!? なんで、そんな訳わかんない命令するんだよ!?」
「とにかくやれ」
「いやおかしいって」
「そうでないと絶対に一緒に寝ない」
「えええええ」

 仕事から帰ったウヅキ、とりあえず卯月の匂いかぎます。
「チッ。擦り切れるくらい洗ったぜ畜生が」
「よし。生臭くない」
「ミマがそりゃあむっちゃくちゃ擦るから痛いのなんの。そんで、ゴワゴワする」

 翌日は自分からウヅキに飛び込んで(!?)いきます。
「ウヅキー! お帰りぃー!」
どーんとぶつかる。
「!?(何事!?」
「今日もちゃんと風呂入ったぞ! ほらほら」
「あああ(なにこいつ」
「ちょっとヒリヒリするけどな」
「そこまで洗わなくていい」
「まあいいじゃねえか。どうだ? 臭いしないだろ!?」
「ああ」
「きょうも一緒に寝ていいな?!」
 あああ(泣)そういうことか。
 でもしかたない。
「ああ」


ミマの新しい家に招かれることもあり枡
ミマ姉のサヨちゃんはまだ寝たりおきたり生活。
ミマ兄のマサヤ君に、卯月ちゃんは料理を教わります。そんで、ウヅキに「世話になったお礼」として食べさせる予定。
おお、そんなベタなラブコメ、いいね。



卯月の様子が変わってくる。
だんだん肉がついてくる。ウヅキが自分と同量のご飯をふるまうから。
セイシェル部長の助言?「卯月にいい匂いの石鹸使わせれば」
セイシェル生活安全部長の助言よおん「うふん。お子ちゃま卯月ちゃんにはコレ! この石鹸なんてどうかしらァ。それと洗髪剤はコレ!」

風呂上り卯月の匂いがものすごくいいかほり。
がっしがしと髪を拭くしぐさはガサツですが、うなじの曲線に女の子のかわいい色香がヤバイぞ。



 別名「卯月飼育日記」
 卯月をきれいに洗い張って、エサをちゃんとやったら、女の子になりますか。




 人じゃなく、野良猫を飼ったと思おう、と、思うことにした。そうでもしなければ、やってられない。



 わかりきったことだが、あえて言おう。
 私の上司は、子供だ。
 体が子供の時もある。それ以上に、頭の中までそんなときがある。
 今がそれだ。特にそれだ。甚だしくそれだ。
 体は大男、心は幼児。
 つまり、最悪だ。

「ベロベロブワァアアアー!」
「ぎゃああああッ! こわいよ、こわいよ卯月ぃッ!」
 深夜、部下の家の寝室の一角に勝手に上がりこんで、これほどの騒動を喜んで素面で起こす、厄介な上司。
 当然恐れおののき悲鳴を上げる、可哀想な卯月。
 そういう訳で眠れない、巻き込まれてしまった私。
「いっやーッ! 来んなバケモノッ! 来るな来るな散れどっかいけバカーー!!!!」
 隣の部屋、つまり卯月の部屋から、間違いなく、卯月が部長に投げつけているらしき物品が割れる音が、ガシャンガシャンと響く。
 奇声と悲鳴と破砕音。
 本来、夜とは、静かであるべきだ。
 ここは、野生が支配する大自然なのか? 肉食獣が横行している森林なのか?
「まったく」
 舌打ちで消えるような事態ではない。そんなことはわかっている。それでもしかし、舌打ちくらいしておかないと、腹に据えかねる。
 私は部屋を出た。すぐ隣の部屋の扉をバタンと開ける。腹立たしい思いを載せて、勢い良く。
「キャアアアアアア!」
 頭の中に凝り固まった不愉快な感情すら吹き飛ばす、高音の悲鳴が耳を突き抜けた。
 ドアを手荒く開けるよりも、まずは自らの耳を守っておくべきだったと後悔しつつ、今更両手でふさいだ。
「やだやだやだやだッ! バカ来るなバカ! 来るなぁあああ!」
「げーッへっへっへっへー! 逃がさなーい! おおーら、卯月ちゃぁん、バケモノだよお? 卯月ちゃんが嫌いな、お化けぇですよおお?」
 私の家の、私の部屋の隣の、卯月用に貸してやった部屋で、その、たしか一人用のはずの寝台の上で、
 ぎゃあぎゃあと泣き喚く少女卯月と、めちゃめちゃに楽しんで怖がらせている首を長く伸ばした頑強な体の中年が、
「何をしているんですかッ? セイシェル部長!」
「え? 脅し行為」
「ギャー! ウヅキ助けてぇえ! 助けてよおお! こわいよおお!」
 脅し脅される二人は、今この時点においては、至極「鈍感」だった。
 おびえにおびえて着衣の乱れた少女の両手首を片手で握って頭の上に固定して、その腹の上にまたがる、首が異様に伸びた中年の巨体。
 ……。
 こんな体勢が「脅し行為」で片付けられるものなのか……?
「そうですよね」
 二人がそう思っているなら、それでいい。問い詰めずにおいたほうがいい。色々面倒だから。余計なことは意識させない方がいい。


「やだやだやだッ! あたしウヅキと一緒にいる一緒にいるッ! 着いていくんだからぁッ!」
 あ。
 私は後ろを振り返った。
 やせっぽちの卯月が、私の背中にガツンとぶつかってきていた。
「……セイシェル部長」
 私は、上司を見た。あきれ半分、うんざり半分。いい加減にして欲しい。
「ああーーん?」
「子供を苛めないでください。みっともないですよいい大人が」
「おっとなっじゃないもーんだ!」
 ぶん殴ってやりたい。
「大人じゃなきゃ、なんなんですか。部長」
「物。物! オレ、物だから! 年関係ないから!」
 ……ぶん殴ってやりたい。
「というよりもだな、卯月はコドモじゃないと思うんだけど」
「子供ですよ」
「カラダは子供じゃないぞ。子供だって作れるんだから」
「変なこと言わないでください」
「変? 当たり前なことだぜ?」




「卯月。なんだ? その髪型」
「これか? ヘヘヘ! ミマがな、結ってくれた! リボンもくれた! 面白いだろこれ!」
 伸びた髪を、左右に分けて、頭の高い位置でくくってある。
「『ついんてーる』って言うんだってさ! ミマの学校で流行ってるんだって!」
 卯月は嬉しそうに首を左右に振る。そうすると、なるほど、二匹の馬のしっぽみたいに、二つに分けて結われた髪がさらさら揺れる。
 何故か、心拍数が上がった。
 なんだ、この状態は。

「恋だ恋、恋」
「違います」
「チッ。ふるわねえなァ」



 好きなだけ食べられるようになってから、
 卯月が太った。
 いや、
 否定的な表現は、……相応しくない。
 体つきが、丸くなった。

 そしてもう一つ、卯月と暮らすようになって、気づいたことがある。
 女の子の香りというのは、つまり、石鹸や洗髪液の香りと彼女たち自身のそれとが混じったものなのだと。
 そんなことを意識してしまったら。
 卯月を寝台に載せられなくなってしまった。


「一緒に寝させてよ! 寝させてよッ! 寝させてよぉッ! セイシェル来るの怖いんだからあああッ!」
 しゃにむに上ってこようとする。
「駄目だ帰れ戻れ自分の部屋に!」
「イヤだゼッタイにイヤだ帰らないゼッタイここにいるんだからぁあ!」

「んぐっ!」
「っ……、」
 なんで、こうなってるんだ……。
 私は卯月を寝台に、まるで押し倒したような形になってしまった。
「へへへへ!」
 私に肩を掴まれて寝台に沈められた卯月が、嬉しそうに笑った。
「やった! これで今日も一緒に寝れる! 今夜も怖くない!」
「………………」
 一方の私は、みしりと心が重くなった。
 今晩も、……眠れないのか。
 私の手の中で、卯月の肩の関節がくるりとなめらかに動くのが感じ取れて、私は途方にくれた。

「んだよう、ウヅキぃ? なんでくっらーい顔してんだよう?」
「嫌だからだよ」
「ちょっと我慢してくれよ、そのうちセイシェルだって飽きんだろうから。それまでの辛抱だよ。ごめんだけどさあ」
「お前と一緒にいると眠れない」
「我慢してくれよ。そのうち出ていくからさあ。セイシェルが飽きたら、だけど。あ! お前、夜眠れないんだったら、昼寝ればいいじゃん?」
「……昼は仕事だ」
「仕事で寝ればいいじゃん」
 これだから子供は。
「寝れる訳無いだろう? 仕事なんだから」









「お前と一緒に寝ると、良からぬことをしそうで困るんだ!」
「『よからぬこと』って何だよ? まさかセイシェルとおんなじで、あたしのことビビらせたくなるのかよ?」
 寝不足がたたって、震えるくらいにイライラしているのが止められない。
「そんなわけないだろ」
「じゃあなんだよぅ?」
 いまいましい。自分が男なのが。こんながさつな子にまで、近くにいるだけで冷静でいられなくなるのが。
「おおい聞いてんのか?」
 かなり手荒く両頬を掴んで、卯月は私のうつむいた顔を自分に向かせた。
「答えろよ? なんだってんだよ?」
 体が大人で心が子供っていうのは、ほんとうに最悪だ。
「わかったよ言うよ」
「おう」
「私だって男だ。女らしくなった卯月がそばに居ると、いつもは憎たらしいと思っているのを別にして、何かしたくなる」
「何かってなんだ?」
「……」
 こいつ、最悪だ。
「あ! わかった! 男だから女にしたくなることか! あれだろ、キスだろ?」
「………………そうそうそう」
「なんで投げやりに答えるんだよう?」
 げんなりしている私に卯月はむっとしたようだ。
 どうだっていい。睡眠不足の元凶に気を使ったところで、眠れないのに変わりはないんだ。
「おい、ウヅキ。気い悪くすんなよな。いいよ別に。男なんだからそうなんだろ? オレ、気にしないもん」
「オレじゃないだろ? 言葉遣いをちゃんとしろ」
「うっせえなぁ。『ワタシ』。これでいいんだろ? ワタシ気にしないもん。別にいいよウヅキ。したけりゃすればいいじゃん。キスとかなんとか」
「お前、馬鹿か?」
「なんだよ!? お前にはいつも世話になってんだし、いいよ別に。したきゃすりゃいいじゃん! そんな気ぃ遣うなって」
「……」
 駄目だこいつぜんぜんわかってない。
 私は力が抜けると共に、腹が立った。
「お前なんか……嫌いだ」
「えええ。なんで機嫌悪いんだよう。いいから、もう寝るぞ、ほらっ! 夜更かしは体に良くないって言ってたの、お前だろ!?」
 神様。私が一体何をしたというのですか、と、天に問たかったが。私が知っているのは、俗世に無関心を決め込む世捨て神であり、そうなると、つまりこれは神の所為ではない、誰のせいでもないということになる。
「お休みい!」
 ウヅキは上機嫌で、私にぴたりとくっついて眠りに就く。
 誰か、代わってくれ。


今までは誰から嫌われても平気ー☆だった卯月ですが。ウヅキが迷惑そうにしてる(微妙に誤解。あらぶる下半身をもてあまして憔悴してるが正解)のを知り、胸が痛い。こんな気持ち初めてなのでなんなのかわっかんない。「なんだこれ」心臓の辺りがぐっときた。


迷惑らしいので、家出してみる卯月。
一人野宿は慣れてるぜって思ったけど。容姿が変わったのでそうもいかず。
いいにおいのかわいいおんなのこが夜の街にいればもうハンターのターゲットロックオンですか。
すすけてた時は誰も見向きもしなかったのにね。
そんなオジサンたちにからまれかけた卯月を襲う、セイシェル機動部長の大躍進。(実は助けてるジェントル)


卯月が家に居ないことを知り、ちょっとホっとしつつも、むっちゃくちゃ心配なウヅキ。
そんな折に同僚?の生活安全部から連絡だぞ☆「卯月ちゃんスケベたちに囲まれてたぞ。だけど大丈夫。機動部長が助けたから」
なんでこんな時間にそんなとこに行くんだ卯月と腹立つウヅキ。「すみませんご迷惑かけて。引き取りにいきます」やり場の無い下半身があるので、イライラ募ってまる。
引き取りに行くと、こんなことに。
「ヒャーハハハハーだッ! ほれ、手の長ああああいオッサンだよー! 怖いぞーーうだ!」
「う、うわああああんッ! やだ、だめぇッ! 髪の毛引っ張るなあッ!」
助けてくれたはずの機動部長から襲われてるんですけど……。
ツインテール両方とも引っ張られて引き寄せられる。
「ギャーーーーー!」
「卯月!」


「やだ! やだやだやだッ! もうアイツ大っ嫌い! 大ッ嫌い! だいっきらい!! うわあああん!」
「泣くな卯月! もう居ないから!」
「嘘言うなッ! アイツまた明日も来るんだもん! 大っ嫌い大っ嫌いセイシェルなんかッ!」
「泣くなっ!」
「ウヅキうるさぁい! アタシに命令するなああッ!」
「うるさいのはお前だろ!?」
「うるさああいッ!」
「だからうるさいのは……」
 もう、堪忍袋の緒が切れた。
 我慢してやらない。
「うく、」
 ぎゃあぎゃあ喚いていた卯月が声を詰まらせた。
 私は、騒々しい彼女をきつく抱きしめて、口付けて声を詰め込んだ。
「んんんんんーッ!!」
 息ができないらしく、卯月が私の背中をどかどか叩くが、一体どれだけ私の眠りを邪魔してきたのかをわからせるためにも、無視した。
「んんんッ!」
 くぐもった声の次に、「すくッ」と鼻息が漏れる音がして、卯月は口が駄目なら鼻で呼吸すればいいと体得したらしく、少しおとなしくなった。
「んーッ!」
 だが相変わらず私の背中は叩かれている。酷くではないけど。
 ああ、いい匂いだ。
 やわらかいし。
 嫌がる声だって……可愛いし。
 やっぱり女の子なのだ。卯月は。環境さえ整えてやれば。
「んん、」
 やがて、騒ぐのが疲れたのか、おとなしくなって、おっとり漏れた声は、私の心をくすぐった。
「んぅ、」
「……」
 私は口づけを止めた。
 はーーっ、と、卯月が大きく息を吐いた。
「びっくりしたー。息どうするかわかんなくなるし、……これがキスか? なあ? これがか?」
 上機嫌で質問してくる。
 ……なんで……、こいつ、よろこんでるんだ。
 こんなことされたのに。
 何考えてるんだか、さっぱりわからない。
 さっきまで人の背中を思いっきり叩いていたのに全然怒ってない。それどころか笑っているのが、わからない。
「……そうだけど」
「なんでしたんだよ?」
「卯月が……うるさかったから」
「へー。キスって、うるさいとするもんなのか? だったら、アタシが今までワンワン騒いでた時って、むっちゃくちゃキスしたかったのか?」
「そんなわけ無いだろう。常識で考えろよ」
「『うるさかったから』って言ったのウヅキだろ!? だったらうるさいほどキスしたくなるってことだよな?」
「もうどうでもいい。それでいい……」
 投げやりに答えると、卯月が目に見えてムッとした。
「なんだよう!? ちぇー」




「おう卯月、最近めっきりカワイクなって来たじゃん?」
「何がかわいいだよバカこの変態化け物。覚えてろよ絶対恨みは晴らすからな!」
「いいぜ忘れるなよ絶対覚えとけよ。そしたら俺が返り討ちにしてやるからな!」
「……そうですか? そんなに変わらないですよ」
「そうかあ? こう、ポニュポニュして女の子っぽくなって、俺ってば不覚にも『なにコレかわいい』って萌えたんだけど」
「セイシェルさん、壊れたんじゃないですか?」
「ああそう。んじゃ俺今夜卯月のことさらってくから。そんで生活安全アタシになって女子度上げさせちゃうから。寝るときは懲罰執行俺なら万事うまくいくって寸法……グ!?」
「なにふざけたこと言ってるんですか」
「何首絞めてんだよクソウヅキ。やっぱ卯月のこと好きなんじゃねえか」
「あなたに連れ去られるのは不幸だから言ってるんです」
「エー? でも、俺の方が断然素敵な住環境提供できるし。うまい飯たらふく食べさせられるし。甲斐性の面では断然俺だよな。ついでに、老いないし」
「……」
「わーい。すげえ落ち込んでやんの。やっぱり卯月のこと好きなんじゃないかーい」




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